投資を始めたい! 銀行へ預金するのと何が違うのか分かりやすく解説します!

ゆるり

ゆるり です。
制度とお金の専門家。
令和7年度社労士試験合格、
FP2級、年金アドバイザーの資格を所持。
市役所にて約10年間、社会保障制度の運営に従事しておりました。
これまでの経験を活かして、皆さんにお得な制度やお金の情報をお届けします!

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2資産形成

今さら聞きにくいけれど、預金と投資って何が違うの?

「投資」という言葉はよく聞くけれど、いまいち良く分からない・・・そんな皆さんのために、今回の記事では預金と投資の違いについて、分かりやすく簡単に解説します!

預金と投資って?

どちらの仕組みも、将来に向けてお金を準備(資産形成)するものです。

銀行預金

銀行などでお金を蓄えること。金利が低いためお金を増やすことには向いていませんが、元本が保証されており、自由にお金を引き出すことができる点がメリットです。

投資

株式や投資信託を購入し、利益があると見込んでお金を投じること。お金を大きく増やせる可能性がある代わり、元本が保証されておらず、購入時の金額よりも損してしまう可能性もあります。

税金はかかるの?

銀行預金では利息に対して20.315%の源泉分離課税がかかります。

投資では、配当金をもらったり、解約したときの利益分については20.315%の税金がかかります。ただしNISA口座を利用して購入したものについては、税金がかかりません。

過去記事

投資で損するリスクを減らすには?

前提として投資を行うと、金額が増える可能性がある代わり、元本割れで損してしまうリスクがあります。そしてこのリスクは、どれだけ対策をしたとしても、絶対に0にすることは出来ません。

ただし、損するリスクを減らすことは出来ます。それが「分散」かつ「長期」で投資を行うことです。

値動きが異なる資産へ分散する

株式や債権、不動産など、同じ景気の動きでも、価値が上がるもの、逆に価値が下がるものがあります。これらの値動きが異なる資産へ分散投資をすることで、景気が大きく落ち込んだとしても、リスクを低く抑えることができます。

購入する地域を分散する

例えば株式投資の場合ですと、日本だけでなく、世界各国に会社があり、それぞれの国で株式を発行しています。例えばどこか1つの国に集中投資をしていると、その国で景気が落ち込んだ時に大損してしまう可能性がありますが、投資先の国を分散することで、そのリスクを低く抑えることができます。

購入する時期を分散する

例えば1株1,000円の株式を1,000株(100万円分)一気に購入したとします。その後、もし株価が1株500円に大きく値下がりしてしまえばどうなるでしょうか。答えは簡単、株価の価値が半分となり、50万円損してしまうことになります。ですが例えば同じ株を、時期をずらして10万円分ずつ10回に分けて購入していれば、その後の下落にも左右されにくく、損失を低く抑えることができます。

投資を行う際に危険なマインドは、「すぐに大きな利益を出そう」とすることです。リスクを低く抑えるためには、「分散」かつ「長期」で投資を行うことが大切です! 投資を始めるにあたっては、是非そのことを念頭に置いておくことをオススメします。

結局どっちをすればいいの?

結論から申し上げますと、その人の考えによって異なります。

ただし預金と投資、どちらか1つだけを選択しなければいけないわけではありません。

元本保証された預金をある程度残しつつ、余剰資金を投資に回してコツコツ資産を増やす・・・というのも1つの方法ではないでしょうか。

預金と投資、どちらにお金を回すのが良いのかについては、ハッキリとした正解がありません。メリット・デメリットをしっかり把握した上で、預金と投資の配分を決めてみるのも良いかもしれませんね。

以上、ゆるりがご案内しました。

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